【10月14日 AFP】米マイクロブログ大手ツイッター(Twitter)は13日、従業員を8%削減すると発表した。また、先週に同社の最高経営責任者(CEO)に復帰したジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏は、赤字が続く同社の利用者増加と収入拡大に向けた「行程表」を作成していると発表した。

 従業員336人を対象とする人員削減は、同社の業績回復へ向けた取り組みの一環として共同創始者であるドーシー氏がCEOに復帰してから1週間足らずのタイミングで発表された。同氏はツイッター上で行った発表で「厳しいが必要な決定」と説明している。

 また従業員へ宛てた書簡でドーシー氏は、自らのチームがツイッターや動画共有アプリの「バイン(Vine)」や「ペリスコープ(Periscope)」といったサービスの「合理化された行程表の作成」に取り組んでいると表明した。

 ツイッターによると、今回のレイオフでの解雇費用は1000万~2000万ドル(約12億~24億円)、リストラの総経費は500万~1500万ドル(約6億~18億円)と見積もられている。総経費が解雇費用を下回る可能性があるのは、未確定の株式報酬の回収があるため。(c)AFP