【9月16日 AFP】オーストラリアのケビン・アンドリュース(Kevin Andrews)国防相は16日、同国軍がシリア領内にあるイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」の拠点に対する初の空爆を行い、装甲兵員輸送車を破壊したと発表した。

 国防相によると、オーストラリア空軍のF/A18Aホーネット(F/A-18A Hornet)戦闘機が2日前、誘導ミサイルでISの装甲兵員輸送車を破壊した。

 オーストラリアは昨年、イラクのIS掃討を目指す米主導の有志連合に参加。先週には、対IS軍事作戦におけるイラクの集団的自衛権の行使を法的根拠に、シリアへの空爆作戦の拡大を発表していた。(c)AFP