【9月2日 AFP】インド全土で2日、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相の経済政策に反対するゼネストが行われた。右派のモディ首相就任以来、最大の力を労働組合が示した。

 労働組合側は、モディ政権の労働法改正案はレイオフ(一時解雇)や生産性の低い工場の閉鎖を容易にするもので雇用を危険にさらすとして法案の撤回を求めている。全インド労働組合会議(All India Trade Union CongressAITUC)のグルダス・ダスグプタ(Gurudas Dasgupta)書記長は、ゼネストの呼び掛けに対する反応は素晴らしいと述べ、推計1億5000万人が参加したと語った。別の情報源による参加者数の確認はできていない。

 大半の都市でゼネストは平穏に行われたが、労働運動の長い歴史をもつ東部・西ベンガル州(West Bengal)では警官隊とデモの参加者の衝突が発生した。(c)AFP/Annie BANERJI