タリバン最高指導者、死亡と報道 アフガン政府が調査
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【7月29日 AFP】(一部更新)アフガニスタンのサイード・ザファル・ハシェミ(Sayed Zafar Hashemi)大統領報道官は29日、同国の旧支配勢力タリバン(Taliban)の最高指導者オマル師(Mullah Omar)が死亡したとの報道について、政府が調査を行っていることを明らかにした。
メディア各社はこれに先立ち、匿名の政府筋や武装勢力筋の情報として、オマル師が2~3年前に死亡していたと報じていた。タリバン側はオマル師の死亡を正式に認めていない。
オマル師は、2001年の米軍主導のアフガニスタン進攻でタリバン政権が倒れて以降、公の場に姿を現していなく、過去にも重病説や死亡説が繰り返し流れていた。(c)AFP