【7月1日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は、カナダで開催されている女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)の決勝戦は欠席すると、同会長の弁護士が6月30日確認した。1998年にFIFA会長に就任して以来、ブラッター氏が女子W杯決勝戦に足を運ばないのは今回が初めて。

 ブラッター会長の代理人を務めるリチャード・カレン(Richard Cullen)弁護士はAFPに対し、「ブラッター氏は大会運営組織に対し、個人的な理由により、女子サッカーW杯カナダ大会の決勝戦は観戦しないと伝えた」と述べた。

 後にFIFAの広報担当者も、ブラッター会長に加えジェローム・バルク(Jerome Valcke)事務局長も観戦を見送ることを認め、「FIFA会長と事務局長は、(スイスの)チューリヒ(Zurich)における目下の義務の都合により、FIFA本部に残る」と発表した。

 自らを「女子サッカーの『ゴッドファーザー』」と称するブラッター氏。カナダのバンクーバー(Vancouver)で5日に行われる決勝戦に姿を見せるのかどうかについては、今大会の開幕以来憶測が飛び交っていた。

 今年5月に英国放送協会(BBC)が行ったインタビューでブラッター氏は、「FIFA女子サッカーの組織面では、わずかながら自分はゴッドファーザーのようなものだと考えている」と話していた。女子サッカーW杯のトーナメントはブラッター会長の下で、16チーム制から現在の24チーム制に拡大された。

 一方で、同氏が女子の試合に関して物議を醸すことがあったのも事実。2004年には、女子サッカーのマーケティングという観点から、女子選手はもっとタイトなショートパンツをはいてもよいのではと発言して批判が集まった。(c)AFP