【6月29日 AFP】脳動脈瘤(りゅう)のため声が出なくなったと報じられた伝説的フォーク歌手のジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)さん(71)について、ミッチェルさんの代理人は28日、全快する見込みで現在は会話もできているとの声明を発表した。

 ミッチェルさんの容体をめぐっては26日、同じくフォーク・ロック界の大物歌手で元交際相手の米歌手デビッド・クロスビー(David Crosby)さんが、ミッチェルさんは会話ができなくなり回復の見込みも立っていないと話すインタビューが報じられていた。

 これに対しミッチェルさんの公式ウェブサイトに掲載された声明で、法定代理人のレスリー・モリス(Leslie Morris)氏は、動脈瘤を患っているのは事実だと認めたものの、その他の詳細については「ほとんど推測」にすぎないと指摘。「真相はといえば、ジョニ(ミッチェルさん)は話しているし、しかも、上手に話せている」と説明した。

 さらに、ミッチェルさんは「まだ歩けてはいないが、毎日治療を受けているので近いうちに歩けるようになるだろう」「現在は自宅で快適に療養中で、容体は毎日良くなっている。全快する見込みだ」と声明は述べている。(c)AFP