【5月25日 Relaxnews】世界で最も高く、最も長く、そして、おそらく最も恐ろしい歩行者用の橋が中国にまもなくお目見えする。

 張家界玻璃橋(Zhangjiajie Grand Canyon Glass Bridge)は、全長380メートル、幅6メートルで、目もくらむ地上300メートルの高さに架けられ、路面はガラス張り。

 ジェームズ・キャメロン(James Cameron)監督の大ヒット映画『アバター(Avatar)』に登場する惑星パンドラ(Pandora)に浮かぶ山のモチーフとなった湖南(Hunan)省北部の張家界国家森林公園(Zhangjiajie National Forest Park)で建設が進められている。

 設計はイスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)に本拠を置く設計会社ハイム・ドウタン社(Haim Dotan Ltd.)が手掛けた。橋は一度に最大800人が渡ることができ、世界で最も高いバンジー・ジャンプも行える。

 設計を率いた建築家ハイム・ドウタン(Haim Dotan)氏は、デザインにガラスの床とサイドサスペンションケーブルを採用したのは、自然に溶け込み、環境への影響を最小限にとどめ、訪れる人々に空中に浮いているような感覚を味わってもらうためだと語った。

 この橋は7月に完成し、正式オープンは10月の予定。(c)Relaxnews/AFPBB News