【5月7日 AFP】ロシア宇宙庁(Roscosmos、ロスコスモス)は6日、国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を運ぶために打ち上げられた後、通信障害により制御不能となった無人貨物輸送船「プログレス補給船(Progress)M-27M」は降下を始めており、8日に地球の大気圏に到達する見通しだと発表した。ただ、船体は大気圏で燃え尽きる可能性が高いという。

 同庁の声明によると、プログレスは「モスクワ(Moscow)時間の8日に焼失する見込み」で、「大気圏で完全に燃え尽きると思われるが、船体の小さな一部が、地球の表面に到達する可能性がある」という。(c)AFP