【5月4日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は1日、試験飛行する電気駆動無人機の試作機「グリースト・ライトニング(Greased Lightning 電光石火の意)」の写真を公開した。この試作機は「GL-10」とも呼ばれている。

 米バージニア(Virginia)州ハンプトン(Hampton)にあるNASAのラングレー研究センター(Langley Research Center)は計10個のモーターを装備し、ヘリコプターのような垂直離着陸と固定翼機のような水平飛行の両方が可能な電気駆動の航空機の開発に取り組んでいる。

 現在、設計と試験の段階にあるGL-10は翼長が3.05メートル。電動モーターが主翼に8個、尾翼に2個ついており、最大離陸重量は28.1キロ。操縦は遠隔操作で行う。この写真はGL-10試作機がヘリコプターのようにホバリングモードで離陸する様子を撮影したもの。(c)AFP