【3月15日 AFP】英ロンドン(London)の英国会議事堂前にある広場「パーラメント・スクエア(Parliament Square)」で14日、インド独立の父、マハトマ・ガンジー(Mahatma Gandhi)の銅像の除幕式が行われた。

 除幕式にはインドのアルン・ジャイトリー(Arun Jaitley)財務相、英国のデービッド・キャメロン(David Cameron)首相、ガンジーの孫のゴパルクリシュナ・ガンジー(Gopalkrishna Gandhi)さんらが出席し、ジャイトリー財務相が除幕した。

 インドのスター俳優アミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan)氏はガンジーの考え方を引用してスピーチした。インドの音楽が演奏され、インド国旗が広場のあちこちに掲げられた中、集まった数百人が除幕式のもようを見守った。

 銅像は高さ約2.7メートルで、ガンジーが1931年にロンドンを訪れた際の写真を基に著名彫刻家のフィリップ・ジャクソン(Philip Jackson)氏が制作した。今年はガンジーが南アフリカから英国統治下にあったインドに戻り非暴力による独立運動を開始してから100年にあたる。(c)AFP/Katherine HADDON