【2月19日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は19日、ハワイ(Hawaii)にあるホノウリウリ日系人収容所(Honouliuli Internment Camp)跡地を国定史跡に指定する予定だ。「収容所の物語が何世代にもわたって確実に語り継がれていく」ようにすることが目的という。

 米政府関係者は、「戦時での公民権のもろさ」を浮き彫りにするため、オバマ氏が真珠湾(Pearl Harbor)の近くにある同収容所を国定史跡に指定することを明らかにした。

「地獄谷」と呼ばれていたホノウリウリ収容所は1943年に開設。ハワイに作られた日系人収容所の中では最大規模かつ最も長期にわたって使用された収容施設で、約4000人が収容されていた。

 真珠湾攻撃の後、当時のフランクリン・ルーズベルト(Franklin Roosevelt)大統領が発令した大統領令によって、米国内の日系人約12万2000人が移住を強いられ、収容所に入れられた。こうした日系人の大半は米国籍を保有していた。

 ある政府関係者は、「この史跡は、米国の日系人社会に収容所が与えた影響と収容者の困難を語り継ぐ上での助けになるだろう」と述べている。(c)AFP