【12月31日 AFP】2014年に最も多く違法ダウンロードされた映画はマーティン・スコセッシ(Martin Scorsese)監督の『ウルフ・オブ・ウォールストリート(The Wolf of Wall Street)』で、次がディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王(Frozen)』だった。インターネット上の著作権侵害を追跡する独企業Excipioがまとめたリストを米メディアが29日、公表して分かった。

 芸能ニュースサイト「バラエティ(Variety)」によると、Excipioは「BitTorrent(ビットトレント)」と呼ばれるファイル共有方法で今年の1月1日から12月23日までに違法ダウンロードされた映画を集計。最も違法ダウンロードが多かった映画トップ20までをまとめた。

 バラエティと米娯楽誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)が伝えたExcipioのリストから、違法ダウンロードされた映画の上位10を以下に記した。

1位 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』:3003万5000回
2位 『アナと雪の女王』:2991万9000回
3位 『ロボコップ(RoboCop)』:2987万9000回(1987年のオリジナル版も含む)
4位 『ゼロ・グラビティ(Gravity)』:2935万7000回
5位 『ホビット 竜に奪われた王国(The Hobbit: The Desolation of Smaug)』:2762万7000回
6位 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド(Thor: The Dark World)』:2574万9000回
7位 『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(Captain America: The Winter Soldier)』:2562万8000回
8位 『ザ・ヘラクレス(The Legend of Hercules)』:2513万7000回
9位 『X-MEN:フューチャー&パスト(X-Men: Days of Future Past)』:2438万回
10位 『それでも夜は明ける(12 Years a Slave)』:2365万3000回

(c)AFP