【12月4日 AFP】国際自動車連盟(FIA)は3日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の日程などを話し合う会合をドーハ(Doha)で開催し、韓国グランプリ(Korean Grand Prix)の復活や、物議を醸した最終戦ポイント2倍制の正式な廃止などを発表した。

 韓国GPのほかには、予想されていたメキシコGP(Mexican Grand Prix)の復活も発表されており、このままいけば2015年シーズンのF1は、過去最大規模となる21戦で実施される。

 ただし、日程には組み込まれたものの、韓国GPの開催は「最終確認待ち」の暫定的な状態にある。開催地については、以前と同じ木浦(Mokpo)か、首都ソウル(Seoul)の市街地が候補に挙がっている。

 2010年から13年まで行われた韓国GPは、来季の第5戦として5月3日から開催される予定となっており、バーレーンGP(Bahrain Grand Prix)とスペインGP(Spanish Grand Prix)の間に組み込まれる。

 一方、1992年以来の復活となるメキシコGPは、メキシコシティ(Mexico City)でシーズン後半戦の11月1日から開催される。こちらはブラジルGP(Brazilian Grand Prix)とシーズン最終戦のアブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix)の間に組み込まれる。