【11月15日 AFP】14-15フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第4戦、ロシア杯(2014 Cup of Russia)は14日、ロシアのモスクワ(Moscow)で女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、アレーヌ・シャルトラン(Alaine Chartrand、カナダ)が首位に立った。

ソチ冬季五輪金メダリストのアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova、ロシア)が欠場する中、シニア大会のデビューシーズンを戦う新鋭のシャルトランは、自己最高の61.18点を記録した。2位には59.85点でこちらも自己ベストを更新した本郷理華(Rika Hongo)がつけた。

 ソチ五輪以降、トップレベルの大会に出場のないソトニコワは、足首の靱帯(じんたい)断裂によりGPシリーズを欠場している。

 シリーズ第2戦のスケート・カナダ(2014 Skate Canada International)では7位に終わったシャルトランは、「会見を行うなんて初めてだし、1位になったのも初めてです。(7位の結果よりも)上を目指してました。とにかく、大きなジャンプ、きれいなジャンプを狙ってました」とコメントした。

 スケート・カナダで金メダルを獲得した地元ロシアのアンナ・ポゴリラヤ(Anna Pogorilaya)は緊張の面持ちでいくつかのミスを犯し、59.32点で3位となっている。(c)AFP