【11月4日 AFP】(写真追加)ナイジェリア北東部ヨベ(Yobe)州最大の商業都市ポティスクム(Potiskum)で3日、イスラム教シーア派(Shiite)の宗教行事を狙った自爆攻撃が発生した。現地のシーア派指導者によると少なくともシーア派の住民15人が死亡、50人が負傷し、さらに現場に派遣された軍の部隊の発砲により数人が死亡した。

 この日はシーア派信者らが預言者ムハンマド(Mohammed)の孫にあたるイマーム・フセイン(Imam Hussein)を悼む「アシュラ(Ashura)」の祭日だった。

 前日2日には中部のコギ(Kogi)州で刑務所襲撃事件が発生、受刑者132人が逃走したままとなっている。武装した集団がダイナマイトで施設を爆破したという。この刑務所は2年前にも、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の襲撃を受けている。

 さらに北東部のアダマワ(Adamawa)州でも武装勢力が商業の中心地ムビ(Mubi)を制圧し、数万人の住民が難民キャンプへ避難した。同国では過激派がすでに20以上の町や村を手中に収めている。

 これら3つの事件は、ナイジェリアの治安が悪化していることを改めて示すとともに、5年前から攻撃を続けているボコ・ハラムと停戦協定を結んだとする政府の主張に改めて疑いの目が向けられている。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR, with Ben SIMON in Lagos