【10月28日 AFP】2014-15シーズンのNBA開幕を28日に控え、注目すべき選手5人をまとめた。

■アンソニー・デイビス(Anthony Davis)/ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans

 2012年のドラフト全体1位指名を受けたデイビスは、ルーキーイヤーにチームの27勝に貢献すると、昨季はその数を34勝に伸ばした。多才なビッグマンのデイビスは、昨季1試合平均20.8得点、10リバウンド、2.8ブロックを残しており、けがさえなければインパクトを残すことになるだろう。

■ヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)/ミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks

 2メートルの体躯を持つアデトクンポは「ギリシャの怪物(Greek Freak)」と呼ばれ、19歳の今はさらに体重と強さを増している。NBA2シーズン目を迎える今季、新たに就任したジェイソン・キッド(Jason Kidd)HCから、その運動能力の高さと多才さで激賞されている。昨季は1試合平均24.6分の出場で6.8得点、4.4リバウンドを記録し、FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2014)ではギリシャのグループリーグ全勝に貢献した。

■デリック・ローズ(Derrick Rose)/シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls

 2010-11シーズンのNBA最優秀選手に輝いたローズは、昨年11月にシーズン絶望となった膝の負傷からの完全復活に向けて、準備万端のようだ。ローズは、11-12シーズンのプレーオフで膝の靱帯(じんたい)を断裂。翌12-13シーズンを棒に振って迎えた昨季は、序盤に再び負傷していた。

■ヨナス・バランシウナス(Jonas Valanciunas)/トロント・ラプターズ(Toronto Raptors

 2011年のドラフトでラプターズから全体5位指名を受けた211センチの長身を誇るリトアニア人選手のバランシウナスは、2シーズンで138試合に出場し、1試合平均10.3点、7.6リバウンドを記録した。昨シーズンはチーム内最多のリバウンドとダブルダブルを記録し、リトアニア代表のワールドカップ準決勝進出に貢献した。

■アンドレ・ドラモンド(Andre Drummond)/デトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons

 3年目を迎えるセンターのドラモンドは、昨季平均13.5得点、13.1リバウンドのダブルダブルを記録し、フィールドゴール成功率62.3パーセントの数字を残した。スタン・バンガンディ(Stan Van Gundy)新HCの就任により、恩恵を受けることになると見込まれている。(c)AFP