【10月23日 AFP】スケート・アメリカ(Skate America 2014)で14-15フィギュアスケートGPシリーズが開幕する中、ソチ冬季五輪の金メダリストであるアデリナ・ソトニコワ(Adelina Sotnikova、ロシア)と羽生結弦(Yuzuru Hanyu)が、再びリンクに舞い戻る。

 18歳のソトニコワは2月、五輪で2大会連続のタイトルを狙っていた金妍児(Yu-Na Kim、キム・ヨナ、韓国)を抑え、議論を呼びながらも、女子シングルでロシア勢初の金メダルを獲得した。

 世界ジュニア選手権の元女王であるソトニコワだが、ソチ五輪の前に世界選手権やGPシリーズで優勝したことはなかった。ソチ五輪のジャッジにロシアフィギュアスケート連盟(Figure Skating Federation of RussiaFSFR)関係者の夫人がおり、そのジャッジが試合後にソトニコワを抱擁していたことで、採点に対する疑念が強まった。

 しかしソトニコワは、自身の実力が本物だということを証明したいと意気込んでいる。

「すべての金メダルを勝ち取りたいです。私は五輪チャンピオンですが、それで終わるということはありません」