【10月1日 AFP】世界初のインタラクティブな「微生物の動物園」が30日、オランダのアムステルダム(Amsterdam)にあるアルティス動物園(Artis Royal Zoo)のすぐ隣にオープンした。

 全生物の3分の2を構成し、地球の未来を左右する重要な極小生物に新たな光を当てる「マイクロピア(Micropia)」では、そのオープンに向け、1000万ユーロ(約13億8000万円)の資金が投じられた。

 施設は大部分が実験室のような造りで、巨大なテレビ画面に何列もの顕微鏡が接続されている。来館者はマイクロピアのために特別に設計された3D顕微鏡で再現された微生物を観察することができ、また館内には、西アフリカで猛威を振るうエボラウイルスの巨大模型も設置されている。

 人間は微生物なしでは生きることができず、成人の体内には約1.5キロの微生物が存在しているとされる。

 微生物は人類と地球の未来にとって非常に重要な存在で、既にバイオ燃料の生産をはじめ、新規の抗生物質の生成や作物生産の向上に使用されている。

 これまでの研究で医療分野の他、発電や建築の分野でも有用であることが明らかになっている。(c)AFP/Jan HENNOP