【9月30日 Relaxnews】飾り気の無いフランスのレストランと、豪華でお洒落な中国のバーが、2014年の「レストラン&バー・デザイン賞(Restaurant and Bar Design Awards)」で、最も洗練された行きつけの場所に選ばれた。

 仏ストラスブール(Strasbourg)の「レ・アラ(Les Haras)」は、伝統的な田舎風のビアホールに現代的なタッチを加えた点が評価され、「総合ベスト・レストラン」賞を受賞した。

 同レストランのデザインは「アジャンス・ジュアン・マンク(Agence Jouin Manku)」が手掛けた。広いオープンスペースは木材や革、金属などの工業材料を強調し、色彩は可能な限りニュートラルに抑えられている。スペース中央の木材と金属でできたらせん階段が印象的だ。

 一方、「総合ベスト・バー」には、中国広州(Guangzhou)のダブリュー・ホテル(W Hotel)内の「妃(フェイ、FEI)」が選ばれた。同バーも同心円状の構造物が特徴的だ。

 同バーのデザインは日本のデザインスタジオ「A.N.D.」が手掛けた。大理石や真ちゅう、木材、寄木張りの床、バックライトLEDウォールライトが一体となって、徹底的なまでに贅沢な美を織りなしている。

 受賞者の完全なリストはこちらで見ることができる。http://restaurantandbardesignawards.com/2014/entries/winners

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