【9月30日 AFP】米アップル(Apple)は29日、同社のパソコン「マック(Mac)」に搭載されている基本ソフト(OS)「OS X」などで先週発見された「bash(バッシュ)」の脆弱(ぜいじゃく)性を修正するアップデートを公開した。

 アップデートはOS Xの「Lion」「Mountain Lion」「Mavericks」が対象で、ハッカーに悪用される恐れがあるユニックス(Unix)のシェルの脆弱性を修正する内容。

 この脆弱性はOS Xやリナックス(Linux)などのユニックス系OSで見つかっているが、同社によるとOS Xユーザーの大半は、デフォルト設定によって保護されているという。

 米政府とIT専門家らは先週、「bash」の脆弱性によって広範囲かつ深刻なサイバー攻撃が行われる可能性があると注意を呼び掛けていた。(c)AFP