【9月16日 AFP】台湾軍は16日、封鎖した高速道路で戦闘機や早期警戒機の離着陸訓練を行った。「弾道ミサイルと巡航ミサイルによる中国軍の攻撃によって、台湾全土の空軍基地が破壊されたと想定した軍事演習」(軍関係者)で、2011年に初めて実施され今年が2回目となる。

「漢光30(Han Kuang 30)」と名付けられた演習には、兵士約1200人が参加。F16戦闘機、ミラージュ2000-5(Mirage 2000-5)、国産の経国号戦闘機(IDF)各1機などが台湾南部・嘉義(Chiayi)市の高速道路で離着陸の他、給油やミサイルなど兵器積載の訓練を行った。(c)AFP