【9月15日 AFP】フランス南西部ボルドー(Bordeaux)近郊のメドック(Medoc)地方で週末、ブドウ畑の中を走り抜けシャトー(ワイン醸造所)を巡る恒例の「メドックマラソン(Marathon du Medoc)」が行われた。

 今年で30回目を迎えたこのマラソン大会では、世界的に有名なシャトー・ラフィット・ロートシルト(Chateau Lafite Rothschild)やシャトー・ムートン・ロートシルト(Chateau Mouton Rothschild)、シャトー・ラトゥール(Chateau Latour)をはじめとする地元のワイン醸造所30軒以上が敷地を開放。全長42.2キロのコース沿いに設けられた23か所の給水所で、各シャトー自慢のワインが振る舞われる。

 沿道では地元特産の美食も提供され、思い思いの仮装に身を包んだ参加者たちがフォアグラや生ガキ、ステーキ、生ハム、チーズ、果物などに舌鼓を打った。(c)AFP