【9月2日 AFP】2013年の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に選出されたクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は1日、もし自身がレアル・マドリード(Real Madrid)の責任者だったら、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)やシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)を手放すようなことはしなかったと語った。

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)を制したレアルだが、先月31日に行われたレアル・ソシエダ(Real Sociedad)戦では、2-4でまさかの逆転負けを喫した。

 スポンサーのイベントに参加したロナウドは、「僕が責任者だったら、ああいうことはしない。でも、みんな違う考えがあるし、思ったことを自由に言えばいいと思うんだ」と話した。

「どの選手を獲得し、どの選手を放出するか、会長が最良の選択だと思うのであれば、僕らはそれを支持して尊重するべきだ」

 レアルは今夏最後の補強として、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からメキシコ代表のハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)を期限付きで獲得した。

 ロナウドは、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を挟んで新たに加入した選手には、試合に慣れるための時間を与えるべきだと主張した。

「まだ開幕して2週間だ。そんなに騒ぎ立てることはない」

「落ち着いて、一生懸命取り組むべきだ。新たな選手が3、4人いるが、W杯がフィジカルに影響しているはずだ」

「チームとの合流が遅れ、プレシーズンも思うように過ごせなかっただろう。調整に少し時間がかかってはいるが、最高のシーズンを送れればいいと思う」

(c)AFP