【8月26日 AFP】ウクライナ治安当局は25日、親ロシア派武装勢力との戦闘が続く同国東部で、同国軍の部隊が領土内に侵入したロシア軍空挺(くうてい)兵10人を拘束し、犯罪捜査の一環として聴取していることを明らかにした。

 治安当局の声明によると、兵士らはロシア中部に駐屯する第98親衛空挺師団に所属。ウクライナ東部の親露派の拠点都市ドネツク(Donetsk)の南東約50キロにあるDzerkalne村で拘束された。ウクライナ捜査当局は「武装したロシア国民による違法入国の疑いで捜査を開始した」という。(c)AFP