【7月29日 Relaxnews】フランス・パリ(Paris)を訪れる観光客にとって朗報だ。仏政府はルーブル美術館(Louvre Museum)やオルセー美術館(Orsay Museum)、ベルサイユ宮殿(Palace of Versailles)の定休日を廃止して年中無休とすることを検討している。フランス国内だけでなく、世界中から多くの人が訪れる観光名所の前には長蛇の列ができているが、今後は列に並ぶ時間が短縮されるかもしれない。

 仏紙フィガロ(Le Figaro)が仏文化省の情報筋からの情報として伝えたところによると、背景には増え続ける来場者に対応すると同時に、国庫補助金が削減される中、収入増加をもたらす狙いがあるという。

 現在は施設によって月曜日または火曜日が定休日となっている。

 ルーブル美術館は世界で最も多くの人が訪れる美術館。昨年は920万人の観光客が訪れた。オルセー美術館には350万人、ベルサイユ宮殿には700万人が訪れた。 (c)Relaxnews/AFPBB News