【7月23日 AFP】22日夜にフィリピンで予定されていたNBA選手によるエキシビションゲームが突如キャンセルとなり、主催者が謝罪するとともに、払い戻しに応じる構えを見せている。

 NBAチームとフィリピン代表による試合を後援していた企業は、中止を受け激高するファンに謝罪声明を出し、「予想外の事態になってしまったことについて、フィリピンのバスケットボールファンに謝罪したい。予期せぬ展開を受け、われわれもひどく失望している」と述べた。

 ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)のジェームス・ハーデン(James Harden)、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)のカウィ・レナード(Kawhi Leonard)、ポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)のダミアン・リラード(Damian Lillard)、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)のデマー・デローザン(DeMar DeRozan)らNBAチームは、22日から2日間の日程で、フィリピン代表と試合を行うことになっていた。

 しかし22日夜、突如としてエキシビションゲームの中止が発表されると、2万3300ペソ(約5万4500円)でチケットを購入した観客を含む大勢のファンが、試合ではなく練習を見る羽目になった。

 スタジアムには、ブーイングと「金を返せ!」の怒号が飛び交い、主催者は観客に対し払い戻しに応じると説明しながらも、収益金は慈善事業に寄付されることを強調した。

 また、後援企業の1つであったPhilippine Long Distance Telephone Companyは、「イベントが行われる数時間前に、主催者側から『5対5の試合について米プロバスケットボール協会(NBA)の許可が下りなかった』と報告を受けた」とする声明を出したが、その理由については明らかになっていない。

 同社はその後、NBA選手とファンの交流イベントと、23日の試合も中止になったことを発表している。(c)AFP