レーブ監督、ネイマール欠場はドイツにとって「厄介」
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【7月8日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)準決勝のブラジル戦を翌日に控えた7日、ドイツのヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)の大会絶望となるけがとチアゴ・シウバ(Thiago Silva)の欠場は、ドイツ代表チームにとって事をさらに厄介にするだけだと語った。
ブラジルは、勝利した準々決勝のコロンビア戦でネイマールが脊椎を骨折し、さらに主将のシウバが出場停止処分を受けた。
レーブ監督は、ブラジルには2人のキープレーヤーの穴を埋めるだけの十分な才能を持った選手がおり、その欠場が開催国にとって後押しになると語った。
ドイツサッカー連盟(DFB)の公式ホームページで指揮官は、「打撃を受けたことで、追加の戦力が解き放たれることは、よくあることだ」と述べた。
「ネイマールが欠けたことで、私たちの仕事が楽になったなどと考えてはならない。むしろその逆だ。そして、チアゴ・シウバの出場停止がブラジル代表の戦力の奥深さを示している」
「(ブラジル代表の)ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督は、ボンフィム・ダンテ(Dante Bonfim Costa Santos)を起用できる。質が下がるとは思えない」
一方で、レーブ監督はフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)やバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)と同様に、特にネイマールと対戦できないことを残念に思うと心情をあらわにした。
「ネイマールの事は非常に残念だ。彼は偉大な選手。チームに彼がいないことはブラジルにとってつらいことであり、不運だ」
「W杯では、最高の選手と最高のチームを見たいものだ。最高の敵を相手に自分たちの力をはかるためにね」
「ブラジルにとっては最高の選手2人が欠けることは残念なことだ。とはいえ、彼らはその穴埋めをしてくることだろう」
(c)AFP