【7月8日 AFP】サッカードイツ代表のジェローム・ボアテング(Jerome Boateng)は7日、翌8日に行われるブラジルとのW杯ブラジル大会(2014 World Cup)準決勝で、2002年W杯日韓大会で敗戦したことに対するリベンジをするつもりはないと主張した。

 2002年大会の決勝では、ロナウド(Ronaldo)の2得点でブラジルが2-0でドイツに勝利したが、その横浜決戦から12年が経過し、ボアテングは、ベロオリゾンテ(Belo Horizonte)で行われる準決勝でドイツがすべての士気を高めるのに必要なのは、13日の決勝の地であると語った。

 4日の準々決勝でフランスに勝利し、セレソン(Selecao、ブラジル代表)との大一番が決まると、ドイツサッカー連盟(DFB)のボルフガング・ニールスバッハ(Wolfgang Niersbach)会長はチームに対して、ブラジルには「正すべき借りがある」と過去の因縁を思い起こさせた。

 しかし、ボアデングはドイツが追い求めているのは、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)にある決勝の舞台、マラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)だけだとコメントした。

 ドイツのCBボアテングは、「リベンジなんて考えていないことは確かだ。僕らは、とにかく決勝進出を目指したい」とコメントした。

「スタジアム中が僕らの敵だ。そのことは、僕らにとって、さらなる士気につながるはずだ」

「目の前には、大きな試練が待っている」

「全ての集中力を傾けて、自分たちのプレーにこだわりながら試合に臨む必要がある」

「自分の士気は高まっている。試合でプレーするのが待ちきれないよ」

(c)AFP