優勝狙うオランダ指揮官、コスタリカの過小評価は否定
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【7月5日 AFP】サッカーオランダ代表のルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は、5日にW杯ブラジル大会(2014 World Cup)準々決勝で対戦するコスタリカを過小評価することはないが、W杯初制覇の自信は膨らんでいると語った。
過去に3度決勝に進んでいるオランダだが、ファン・ハール監督は下馬評を覆して初めて準々決勝にたどり着いたコスタリカを警戒しないことはないとする一方、今大会4連勝で勝ち進んでいるチームはすでに決勝の舞台に立つことを意識していることを示唆した。
サルバドール(Salvador)で報道陣に対してファン・ハール監督は、「いや、違う、違う。コスタリカを過小評価をする可能性はない。選手はここがもっとも重要な局面だと考えており、目標に向かって進んでいる。コスタリカを甘く見るようなことはしない」と語っている。
ロス・ティコス(Los Ticos、コスタリカ代表の愛称)は、過去にW杯で優勝経験のあるイタリア、イングランド、ウルグアイと同居するグループDを首位で通過し、決勝トーナメント1回戦では2004年の欧州選手権(UEFA Euro 2004)で優勝したギリシャを破っており、十分警戒に値するチームであることを示している。
しかしファン・ハール監督は、「目標は世界王者になることだ。われわれはファンタスティックなチームではないが、倒すのは難しいチームであり、これを決勝までキープできればと考えている」と語り、2-1で勝利した決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦を含め、今大会3度逆転勝利を収めているチームへの信頼を口にした。(c)AFP/Talek HARRIS