【7月4日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で、初の準々決勝進出を果たしたコロンビアのホセ・ペケルマン(Jose Pekerman)監督は3日、フォルタレーザ(Fortaleza)で行われる開催国ブラジルとの一戦を前に、ここまでの快進撃は大きな意味を持たないと警告した。

 グループリーグから全勝しているロス・カフェテロス(Los Cafeteros)ことコロンビア代表は、総得点で全チーム中2位に立っているが、地元の声援を受けながら試合に臨むブラジル代表は通算5度の優勝を誇っており、4日の試合はこれまでと全く異なったものになると予想している。

 アルゼンチン出身のペケルマン監督は、「コロンビアにとっては、すべての試合が新たなチャレンジで、ステップアップする機会だ」と話した。

「ブラジルもわれわれも、これまでのことを考えてはいけない」

「ここまでやってきたように、自分たちの試合をしなければいけないし、われわれのプレーを彼らに見せつけなければならない。重要なのは、優勝候補などと考えないことだ」

 これまでの4試合では声援に支えられてきたコロンビア代表だが、この試合では、早い段階で観客を静めなければいけないと考えているようだ。

「状況が違うし、これを乗り越えなければいけない。ブラジル側の利点として、地元のファンがいるのは当然だし、間違いなく重要なことだろう」

「早く試合の流れをつかんで、これまでやってきたように、ピッチでは自分たちの試合に持ち込みたいね」

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