【7月3日 AFP】サッカーブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が2日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)準々決勝のコロンビア戦について言及し、準決勝に進出できるのであれば無様な勝利でも構わないと強調した。

 ネイマールが時折みせる天才的なひらめきを除けば、ブラジルは今大会でさほど輝きを放つことができていないが、それでもチームは大会に生き残り、チリとの決勝トーナメント1回戦では苦しみながらもPK戦の末に勝利した。

 FCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するネイマールは、ブラジル代表のキャンプ地テレゾポリス(Teresopolis)で記者会見に臨み、「毎回4-0や5-0で楽しく勝つことはできない。現代のサッカーはとても難しいし、すごく拮抗しているから、最後はピッチ上で全力を出し尽くした方が勝つんだ」と語った。

「ショーは望まない。僕らにとって目指すところから一番遠いものだ。僕らは派手な試合を見せるためにここにいるわけじゃない。最後まで走って、疲れるまでやりきって、最後に勝者になるためにここにいる」

「もしブラジルが1-0で勝てるなら、自分が何もできなくても満足だ。勝てれば最高なんだ」