【6月26日 AFP】サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)監督が25日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で1勝もすることができずグループリーグ敗退に終わった「すべての責任」を取るとして、辞任を表明した。

 ベースキャンプ地のイトゥ(Itu)で会見したザッケローニ監督は、「結果に落胆しているし、満足していない。決勝トーナメントまで勝ち進みたかったので残念だ。だが私が選手を選び、私が戦術を決めた。責任はすべて私にある」と語った。

 これにより、グループリーグ敗退の責任を取って辞任した監督は、イタリア代表のクラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)監督、コートジボワール代表のサブリ・ラムシ(Sabri Lamouchi)監督に続いて3人目となる。

 ザッケローニ監督の契約は、ブラジル大会終了後までとなっているが、辞意を表明したことにより、日本は大会連覇がかかる2015年1月のアジアカップ(AFC Asian Cup 2015)での連覇に向け、後任探しが急務となる。(c)AFP