【6月18日 AFP】サッカースペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ（Vicente del Bosque）監督は17日、チリとのW杯ブラジル大会（2014 World Cup）グループB第2戦で、1-5でオランダに大敗した初戦からメンバーを入れ替える可能性を示唆した。

 マラカナン・スタジアム（Maracana Stadium）で記者会見を行ったデル・ボスケ監督は、「もしかしたら修正をするかもしれないが、たくさんではないだろう。12選手が試合に出ていないが、いずれもクオリティーが高く、名声を得ており、偉大なリーグの偉大なクラブでプレーしている。彼らにプレーする機会を与えるかもしれない」と語っている。

 13日の初戦を落としている現世界王者のスペインにとって、18日のチリ戦は大会連覇に向けて極めて重要な一戦となる。

 なお、ペドロ・ロドリゲス・レデスマ（Pedro Rodriguez Ledesma）、セスク・ファブレガス（Cesc Fabregas）、フェルナンド・トーレス（Fernando Torres）がチリ戦では先発に名を連ねる可能性がある。

 また、選手に奮起を促しているデル・ボスケ監督は、オランダ戦でミスを連発し、試合後スペイン国民に許しを請うたキャプテンのイケル・カシージャス（Iker Casillas）の起用についても決断を求められている。(c)AFP