ベルギー、控え選手の活躍でアルジェリアに逆転勝利
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【6月18日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は17日、ベロオリゾンテ(Belo Horizonte)でグループHの試合が行われ、ベルギーが2-1でアルジェリアに勝利した。
今大会のダークホースに挙げられているベルギーは、途中出場のマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)とドリース・メルテンス(Dries Mertens)のゴールで逆転勝利を収めた。
アルジェリアは前半25分、ソフィアン・フェグリ(Sofiane Feghouli)がベルギーのヤン・フェルトンゲン(Jan Vertonghen)に倒されて得たPKを自ら決め、W杯では1986年メキシコ大会以来の得点を記録し、1982年スペイン大会で西ドイツから奪った大金星を思い起こさせた。
一方、序盤にリズムをつかむことができなかったベルギーは、前半終了間際にエデン・アザール(Eden Hazard)の演出からナセル・シャドリ(Nacer Chadli)がこの試合初めての決定機を迎えたが、シャドリのシュートはアルジェリアのGKライス・エムボリ(Rais M’bolhi)に阻まれた。
ベルギーのマルク・ヴィルモッツ(Marc Wilmots)監督は、緩慢なプレーに終始したロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)を下げてディボック・オリジ(Divock Origi)を、その後フェライニを投入し、よりフィジカルな戦いにかじを切った。
するとベルギーは、後半25分にケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)のクロスにフェライニが頭で合わせて同点に追いつくと、その10分後にはメルテンスがゴール前のスペースに走り込んで逆転ゴールを決め、初戦を白星で飾った。(c)AFP