【6月15日 AFP】サッカーイタリア代表のGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)が、14日に行われるW杯ブラジル大会(2014 World Cup)グループDのイングランド戦を欠場することを明らかにした。

 ブッフォンは13日の練習で負傷し、治療を受けて足を引きずりながら練習場を後にすると、同日深夜には理学療法の治療を受けていた。

 自身のツイッター(Twitter)でブッフォンは、「人生は素晴らしい。W杯を1試合や2試合欠場してもこの自分の意見を変えるつもりはないよ!たとえピッチにいなくても、重要な役割を果たせるほかのやり方がある。頑張れサルバトーレ・シリグ(Salvatore Sirigu)!!頑張れみんな!!頑張れイタリア!!」と投稿し、ファンに自身の欠場を深刻にとらえず、イングランド戦で代役を務めるシリグをサポートしてほしいと呼びかけた。

 世界最高のGKの1人で、チームの大黒柱であるブッフォンの欠場は、グループリーグ敗退に終わった南アフリカ大会(2010 World Cup)のリベンジを目指すイタリアにとって大きな痛手となる。

 南アフリカ大会でブッフォンは、背中の負傷で45分しかピッチに立つことができず、代役はフェデリコ・マルケッティ(Federico Marchetti)が務めた。

 同大会でイタリアは、パラグアイとの初戦を1-1で引き分けると、第2戦でも格下のニュージーランドと1-1で引き分け、第3戦はスロバキアに2-3で敗れてグループリーグ敗退に終わっていた。(c)AFP