ドイツ守護神ノイアー、ポルトガル戦へ向けほぼ完調に
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【6月12日 AFP】サッカードイツ代表の守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)が、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)のチーム初戦となるポルトガル戦に間に合う見込みであることが分かった。11日、チームのGKコーチであるアンドレアス・ケプケ(Andreas Koepke)氏が明かした。
グループGに入っているドイツのチーム初戦は、サルバドール(Salvador)で16日に行われるが、28歳のノイアーは約1か月前、所属するバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のドイツカップ(German Cup 2013-14)決勝で肩を痛め、以後は治療に専念した時期もあったため、その状態が心配されていた。
ケプケ氏は、「ノイアーの状態はとても良い。プレーにまったく支障はない」とコメントした。
ケプケ氏は、ノイアーのけがについてリスクを負うことはしないと語る一方で、「マヌエル自身も肩への不安を払拭したし、W杯初戦に向けて見通しは明るい」と話した。
ポーランド、カメルーン、アルメニアとの親善試合3試合では、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のロマン・ヴァイデンフェラー(Roman Weidenfeller)がノイアーに代わってゴールマウスを守ったが、これで、定位置の再奪取に向けてノイアーの準備も整った。
それでもケプケ氏は、「ノイアーに関しては、100パーセントでプレーできる状態に戻るまで、リスクを犯すつもりはない」と語っている。