紛争下の性暴力に関する国際議定書、A・ジョリーさんら発表
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【6月12日 AFP】米女優で国連(UN)特使を務めるアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さんは11日、紛争下の性暴力が「罪に問われないことを真に終わらせる」ための国際議定書を英国のウィリアム・ヘイグ(William Hague)外相とともに発表した。
同議定書には性暴力被害の調査の最前線にいる人々への助言が記されている。ジョリーさんとヘイグ外相の共催で、ロンドン(London)で4日間の日程で開催されている国際会議で発表された。
議定書は性暴力を国際犯罪と認識する最適な方法や、その捜査方法を説明。また、被害者や証人を保護する方法や、事情聴取の内容や入手した情報を保護する方法などについても記されている。
ジョリーさんはこの日、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の最中に女性5万人が性暴力の被害を受けたものの、これまでに訴追された人数は「わずか60人強しかいない」と指摘した。
さらにジョリーさんは、交戦地帯におけるレイプが「人道に対する罪」であると述べ、被害者の権利を社会が受け入れ、支えなければならず、加害者は法の下で裁かれるべきであるものの、実際には世界の被害者数百万人にその権利が認められていないと語った。(c)AFP