【6月12日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)市内3空港の職員らが、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の開幕戦が行われる12日に24時間の部分ストを実施する。空港労働組合が発表した。

 職員らは空港サービスの80%を維持すると約束しているが、サンパウロ(Sao Paulo)で同日に行われる開幕戦や、15日に行われるリオでの最初の試合を前に、観光客に人気の同市に流れ込む観戦者の足に影響が出る恐れがある。

 労働組合は、W杯開催に合わせたボーナスの支給や、職場環境の改善、12%の賃上げを求めているが、雇用主側は最大8%の賃上げに同意するにとどまっているという。

 リオはブラジルを訪れる外国人観光客にとっての玄関口の1つとなっており、開幕戦のブラジル対クロアチア戦が行われるサンパウロからは飛行機で40分の距離にある。(c)AFP