【6月9日 AFP】サッカー国際親善試合は8日、フランス・リール(Lille)のスタッド・ピエール・モーロワ(Stade Pierre Mauroy)で行われ、フランスは8-0でジャマイカに大勝した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を控え最後の強化試合に臨んだフランスは、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)、ブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)、アントワーヌ・グリエスマン(Antoine Griezmann)がそれぞれ2得点ずつを挙げた。

 ジャマイカの激しい抵抗が少なかったとはいえ、フランク・リベリ(Franck Ribery)が腰痛のためチームから離れた2日後の大勝は、ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督率いる代表チームを後押しするものとなった。

 レアル・マドリード(Real Madrid)に所属するベンゼマは、目を見張る活躍ぶりを披露し、ペナルティーエリアの角からカーブをかけたシュートで自身1点目を挙げると、さらにエリア端から相手GKも手に負えないシュートを蹴り込んで2点目を決めた。さらにシュートがポストに阻まれたベンゼマは、2得点をお膳立てした。

 リベリの代役候補の一人であるグリエスマンは後半から試合に入り、12分間で2ゴールを挙げた。また、ベンゼマとのコンビを組む候補であるオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)、そしてヨハン・カバイェ(Yohan Cabaye)がそれぞれ1ゴールを決めている。(c)AFP