ドイツ6得点大勝もロイスが負傷、クローゼは最多得点記録を更新
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【6月7日 AFP】サッカー国際親善試合は6日、各地で行われ、ドイツは6-1でアルメニアに勝利したものの、マルコ・ロイス(Marco Reus)が負傷しW杯ブラジル大会(2014 World Cup)出場に暗雲が立ちこめた。
25歳のロイスはハーフタイムを前に左足首をひねり、病院に搬送された。
ドイツのヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、「まだどうなのか分からない、待たなくてはならない。腫れ上がっていたが、靱帯(じんたい)ではないことを願う」とコメントした。
試合は、後半にアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)のゴールでドイツが先制したものの、ヘンリク・ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)のPKでアルメニアが同点に追いついた。それでも、ドイツは試合終了までの約17分間で堰を切ったかのように5得点を挙げた。
ルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)、ベネディクト・ヘベデス(Benedikt Hoewedes)、そしてマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が2得点を挙げる中、途中出場したミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)がチームの4点目を挙げて、ドイツ代表の最多得点記録を更新した。
代表戦132試合目の出場となったクローゼは代表通算69ゴール目を挙げ、西ドイツ代表として62試合で68得点を挙げたゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)氏をついに追い抜いた。
ロイスのけがが懸念となったドイツだが、主将を務めるフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)とバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)が負傷から復帰し、試合に出場した。(c)AFP