スペイン代表ビジャ、W杯終了後に代表引退へ
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【6月5日 AFP】サッカースペイン代表の歴代最多得点記録を保持しているダビド・ビジャ(David Villa)が、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)終了後に代表を引退することを、4日に放送されたインタビューの中で明かした。
今季、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)でスペイン1部リーグ優勝に貢献し、数日前には米メジャーリーグサッカー(MLS)に2015年から参戦するニューヨーク・シティFC(New York City FC、NYCFC)との契約にサインしたばかりのビジャは、「ラ・ロハ(La Roja)」ことスペイン代表での最後のW杯で、連覇に貢献したいと語った。
32歳のビジャは、スペインのテレビ局クアトロ(Cuatro)のインタビューで、「僕にとって最後のW杯になることは明らかだし、代表チームの一員として戦う最後の試合になることも疑いようがない」と話した。
エルサルバドルとの親善試合を7日に控え、キャンプ地のワシントンD.C.(Washington D.C.)でインタビューに応じたビジャは、「年齢や自分の力、これまでやってきたことを考えると、そのときが来たと思うんだ」と明かしている。
「でも、W杯が始まってもいないのに(引退について)話すのは気が進まない。W杯の後の話だ。僕が今やりたいのは、初日から楽しんで、最高のW杯にすることだ」
スペイン代表として56得点を挙げ、代表チーム歴代最多得点記録を持つビジャは、優勝した2008年の欧州選手権(UEFA Euro 2008)で4得点、2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)では5得点を記録しており、ブラジルでは自身3度目のW杯に臨む。(c)AFP