コスタとナバスの回復に期待するデル・ボスケ監督
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【5月30日 AFP】サッカースペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は29日、故障を抱えるジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)とヘスス・ナバス(Jesus Navas)が、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)には間に合うと楽観していることを明らかにした。
ボリビアとの親善試合を30日に控え、セビリア(Sevilla)で記者会見を行ったデル・ボスケ監督は、「見通しは明るいと考えている。彼らは30日に検査を予定しており、ジエゴは放射線の検査を受け、ヘススは問題ないようにみえる」と語った。
スペイン代表の最終登録メンバー23人の発表を31日に行う予定のデル・ボスケ監督は、「われわれは彼らの状態を確認したうえで、31日の午前中には決断を下す」と述べている。
スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に所属するコスタは、ハムストリングを痛めており、リーグ優勝を決めたFCバルセロナ(FC Barcelona)との最終節では前半15分、レアル・マドリード(Real Madrid)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝では試合開始からわずか9分で交代を余儀なくされた。
コスタを診察した医師は26日、同選手が戦列復帰するには最低でも2週間の安静が必要との見解を示していた。
一方、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)でプレーするナバスは、足首の負傷により4月中旬から欠場を余儀なくされている。
主力選手の健康状態を不安視したデル・ボスケ監督は、25日に予定していた最終登録メンバー23人の発表を延期していた。
デル・ボスケ監督は、25日にボリビアとの親善試合に臨む代表メンバー19人を発表しているが、欧州チャンピオンズリーグ決勝を戦ったレアルとアトレティコに所属する選手の招集は見送っている。(c)AFP