ホーキング博士、イングランドの勝利の方程式語る
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【5月29日 AFP】英宇宙物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士が、間もなく開幕するサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でのイングランド代表の可能性を分析し、ウルグアイ代表の「バレリーナ」ルイス・スアレス(Luis Suarez)への対策などを明かしている。
ベストセラー「ホーキング、宇宙を語る(A Brief History of Time)」の著者、72歳のホーキング博士は、1966年大会、すなわち過去に1度だけイングランドが優勝を果たした自国開催の大会以降のあらゆるW杯のデータに目を通し、南米の暑さと湿度は、ロイ・ホジソン(Roy Hodgson)監督率いる代表チームにとって好材料とはならないと結論づけた。
それでも博士は、グループリーグのウルグアイ戦を欧州出身の審判団が担当することになれば、彼らがリバプール(Liverpool FC)のストライカー、スアレスのピッチ上での演技にだまされる可能性は低いので、希望はふくらむと考えている。
さらにホーキング博士は、完璧なPKの公式を披露し、大舞台で長らくイングランドを悩ませているPKについて、その理由を「科学的に見て、イングランドは牛の尻にバンジョーを当てることもできない(シュートが下手だという意)」からだと述べた。