【5月27日 AFP】中国の国営新華社(Xinhua)通信は26日、同国の南部と中部を襲った暴風雨で、少なくとも26人が死亡し、10人が行方不明となっていると報じた。当局は、被災地に救援物資を届けるなどの緊急対策に着手したという。

 新華社が地元洪水対策当局の情報として報じたところによると、南部の広東(Guangdong)省では21日からの死者が15人に上ったほか、5人の行方が分からないままとなっている。

 このほか中部・湖南(Hunan)省で7人が死亡、3人が不明、南西部の貴州(Guizhou)省で3人が死亡。中部・江西(Jiangxi)省では、行方不明となった児童を川で捜索していた船が転覆し、救急隊員1人が死亡したという。残る1人の行方不明者の詳細については報じられていない。(c)AFP