W杯13得点のフォンテーヌ氏、1958年大会の得点王受賞へ
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【5月23日 AFP】サッカー元フランス代表のジュス・フォンテーヌ(Just Fontaine)氏は22日、6月11日にサンパウロ(Sao Paulo)で開催される国際サッカー連盟(FIFA)の総会で、自身が1大会13得点を記録した1958年W杯スウェーデン大会のゴールデンブーツ(得点王)を受賞することを明らかにした。
現在80歳のフォンテーヌ氏は、「当時『ゴールデンブーツ』なんてものは存在しなかった。その後、アディダス(Adidas)が創設したんだ。だから56年経った今、FIFAが賞をくれることになった。1大会13得点はいまだに凄いことらしい。少なくとも7月13日まではね」とコメントしている。
1950年代後半から60年代前半までフランスのスタッド・ランス(Stade Reims)でプレーしていたフォンテーヌ氏は、わずか6試合でゴールを量産し、同氏の活躍もあってフランス代表はスウェーデン大会を3位で終えている。
フォンテーヌ氏が持つ1大会における最多得点記録はいまだに破られてはいないものの、大会通算得点はすでに更新されている。
元ドイツ代表のゲルト・ミュラー(Gerd Mueller)氏と現代表のミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)はそれぞれ通算14得点を記録しており、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場するクローゼは、元ブラジル代表のロナウド(Ronaldo)氏が持つ歴代最多記録の通算15得点にあと1得点と迫っている。(c)AFP