【4月28日 AFP】都内で27日に開かれたレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)など性的少数者の祭典「東京レインボープライド(Tokyo Rainbow Pride)2014」に、首相夫人の安倍昭恵(Akie Abe)さん(51)が参加し、性的少数者に対する支援を表明した。

 保守派の安倍晋三(Shinzo Abe)首相を夫にもつ昭恵さんだが、自身はリベラル寄りの思想で知られる。この日は白いスーツ姿でドラァグクイーンと共にフロート(山車)に乗り、約3000人の参加者たちと共に渋谷の繁華街を行進した。

 パレード後には自身のフェイスブック(Facebook)ページに、国連合同エイズ計画(UNAIDS)と英医学誌ランセット(Lancet)が設立した委員会に昨年参加してから、この問題に関わってきたと書き込んでいる。

 フェイスブックで昭恵さんは、「どんな人も差別されることなく幸せに、豊かに生きていかれる社会を作っていきたい」と述べ、パレードについては、「笑顔に溢れた楽しい時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました」と語っている。(c)AFP