【4月25日 AFP】交流サイト(SNS)大手の米フェイスブック(Facebook)は24日、新サービス「FBニュースワイヤー(FB Newswire)」を立ち上げた。

 FBニュースワイヤーは、フェイスブック上で公開された情報からニュース性のあるものを集めて提供するサービス。抗議行動や選挙、スポーツの試合などの「大きな出来事」の「最前線にいる人々」からの画像や動画、コメントなどが含まれる。

 フェイスブックはこのサービスについて、ジャーナリストや報道機関にとって、リアルタイムで発生している出来事の情報の宝庫になると述べている。

 現在、リアルタイムな出来事の情報の共有に世界で広く利用されているのはマイクロブログのツイッター(Twitter)だが、フェイスブックはFBニュースワイヤーでこの分野への参入を目指す。

 サービスは米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corporation)傘下の企業「Storyful(ストーリーフル)」とのパートナーシップで提供される。ストーリーフルは、「タイムリーで関連性のある動画やユーザーからのコンテンツ」を発見し、検証し、パートナー企業に提供するサービスを行っている。

 FBニュースワイヤーは「facebook.com/FBNewswire」またはツイッターアカウント「@FBNewswire」で閲覧することができる。(c)AFP