【4月11日 AFP】米ニューヨーク(New York)・マンハッタン(Manhattan)の一等地に建てられた高級マンション内にあるフランス国連大使邸が10日、4800万ドル(約48億8000万円)という高値で売りに出された。

 これは、フランス政府が進めている国家資産売却の一環。仏政府は昨年、節税の一環として、ぜいたくすぎたり必ずしも必要でないとみなされたりした不動産など152件、総額3億700万ユーロ(約433億円)相当を、今後6年間で売却する方針を発表した。

 今回売りに出された国連大使邸は、マンハッタンのパークアベニュー(Park Avenue)740番地の角地にある高級マンションの12階と13階にある。邸内は内部で2階に分かれたデュープレックスと呼ばれる構造で、全18室。ベッドルームは6室、バスルームは7室ある。(c)AFP