【4月8日 Relaxnews】英語を話す人々にとって日本での道探しが簡単になりそうだ──。なぜなら、国土交通省が道路案内標識の英語表記化に着手したからだ。

「分かりにくい、一貫性がない、または全く翻訳されていない」との苦情を受け、日本政府は重要な場所などでの標識に、ローマ字ではなく英語表記が含まれるよう改善する取り組みに着手した。

「駅」や「空港」、「市役所」、「病院」、「川」のような単語はローマ字ではなく、英語で表記されると、国内のメディアは報じている。

 同様に、これまではローマ字で「dori(ドーリ)」と包括的に表記されていた「通り」も、「avenue(アベニュー)」、「street(ストリート)」、「boulevard(ブルバード)」と英語でより明確に表記される。

 しかし、例外もある。日本語の「onsen(温泉)」は外国人にも広く通じることから、これまで同様「onsen」と表記され、変更されない。

 また、美術館や公園、観光地、公共交通機関においては案内標識を英語以外の言語でも表記することが検討されている。(c)Relaxnews/AFPBB News