【3月29日 AFP】(一部更新)米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)近郊で28日夜(日本時間29日午後)、マグニチュード(M)5.1の地震があった。米地質調査所(US Geological SurveyUSGS)が発表した。小規模な被害が出た他、ディズニーランド(Disneyland)ではアトラクションが停止した。

 USGSによると地震が起きたのは現地時間28日午後9時9分(日本時間29日午後1時9分)。震源はロサンゼルス中心部から南東に約35キロのラハブラ(La Hambra)の近くで、震源の深さは7.5キロ。揺れは30秒ほど続き、ハリウッド(Hollywood)を含むロサンゼルス都市圏全域で感じられた。

 今回の地震は、2008年7月に同州南部チノヒルズ(Chino Hills)付近でM5.5の地震が起きて以来、この6年足らずの間にロサンゼルス地域で起きた最も大きなものとなった。

 緊急対策当局によると、ガス漏れや水道本管の破裂が報告された。マイクロブログのツイッター(Twitter)上には自宅の壁や棚から物が落ちてきたなどのツイートがあげられているが、負傷者の報告はこれまでのところないという。

NBC4テレビによると、ディズニーランドでは念のためアトラクションを停止したという。ツイッターのユーザーから一部の来園者は園外に避難したとツイートされているが、AFPの取材に対してディズニーランドの広報担当からの回答はまだない。

 ロサンゼルスでは今月17日にもM4.4の地震があったほか、28日の地震発生の前後にも複数の小規模な地震が観測された。(c)AFP